街中を歩いていて、ある建物の入り口に株式会社の名称が刻まれた看板を見たことがある人もいるのではないでしょうか。

これが銘板です。銘板をより具体的に説明すると、平たい板に会社の名称や銘柄などを表示したもののことです。中には、屋外で使用されれば様々な外的要因によって塗装が変色したり銘板が変色してしまうのではないかと感じる人も多いかもしれません。しかし、耐候性という特性を持っていることから上記のような症状を起こしにくくなるのです。

そのため、耐候性によって雨や雪などが降っても中々劣化することはなく長期にわたって自社の名称を掲げ続けることができます。さて、銘板を使用する意味とは何なのでしょうか。まず、情報を発信させる役割があります。単純に会社名が刻まれているだけでなく、工業機器や装置などにおいては製造者や型番、竣工年なども表示されていることがありどのような製造業者なのかを判別することができるのです。また、自社のブランドイメージをアピールするという役割もあります。

会社の顔とも言うべき銘板ですので、いいかげんな作りでは取引先にも悪い印象を与えてしまいます。そこで、設置を希望する場合にはきちんとした技術や実績のある会社に依頼をすることが大切なのです。メンテナンスについてですが、アルミクリーナーで磨いてツヤを出したり柔らかい布で丁寧に拭いて汚れを取ることが必要です。耐候性を持つ素材によっては、硬い布で吹いてしまうと板が傷ついてしまうと言われています。