パソコンやテレビ・ゲーム機等をインターネットに接続するには、必ずモデムとlanケーブルでつなぐ必要があります。

モデムと同じフロア内にある機器であれば室内で配線をすることが可能ですが、戸建て住宅の場合は1階～3階まで階数があるところがほとんどでしょう。この場合、室内で配線をすると床や壁際でlanケーブルを接続すると美観を損なう可能性があります。

美観を損なわず綺麗に配線をするには、外部の壁や雨樋を伝わらせるのが理想的な方法です。lanケーブルを外部から室内へと配線する際、必ず電気工事専門会社に依頼をしましょう。その理由は壁に穴を開けてケーブルを適切な部屋まで引っ張り、高所作業にもなるので専門技術と知識を有している方でないと安全に作業が出来ないからです。

さらにlanケーブルを外部から通す場合、雨に濡れない様に保護カバーも取り付けないといけないので素人では適切な対処をし難くなります。工事を専門会社に依頼する時、モデムがある場所からどのくらいの離れた場所のお部屋までケーブルを敷きたいのか正確に伝えることが大切です。これは必要となるケーブルの長さを会社側が把握して、必要となる工事費用の見積りが出しやすいからです。ご自身で距離を割り出せない場合は、すぐに工事依頼をするのではなく見積もり依頼と作業の提案を求めてから正式に契約をするといいでしょう。外部から配線をすれば室内にケーブルが散乱することがなく、見栄えが綺麗で使い勝手のいいネットワーク環境が手に入ります。