100円圴一のお店などで購入出来る結束バンドは、本来はパソコンなどの配線コードやケーブルを纏めるアイテムとして社内や各家庭で活用されてきました。

しかし今やそれだけに留まらず、実に様々なところで活躍の場を得ています。例えば家のリビングです。同じく100円均一のお店で購入できる飾り気のないワイヤーラックを結束バンドで簡単に繋ぎ合わせます。するとそれだけで十分な荷重に耐える棚になると言うのです。ごく簡単なDIYですが、この手軽さは魅力の一つでしょう。また、結束バンドの締める力はとても強く、一度締めれば中々外れません。

経験のある方も多いかと思いますが、ビニール傘を乱雑に扱うと傘の骨子の先に付いているビニールを四方に引っ張る留め金が外れ傘が撓んでしまいます。ここをバンドで留めるだけで、なんと問題なく使用が可能になってしまうのです。ものを固定する力の強さを示す一例といえるでしょう。屋外では、駐車場などでよく見かける金網に付けられた看板。これを固定しているのが結束バンドだったりします。紐だと時間や風雨によって緩んでしまいますが、結束バンドは滅多なことでは緩みません。

一度付けたら長くそのままにされる看板には最適な道具です。見た目にはごくシンプルな製品ですが、存外種類は多岐にわたり使用する現場によって購入するものを選ぶのが良いでしょう。例えば、天候の変化に強いもの、耐熱性の高いもの、薬剤などに強いものなど様々です。勿論固定する力を重視して選ぶ事も可能です。ループ引張強度という数値が高いものほど丈夫と言えますので、購入の際はこちらをチェックしてみましょう。