街角に置かれた公衆無線LANはとても役立つものです。
無料で使えるインフラであり、手元のスマートフォンやパソコンをお得な形で利用出来ます。キャリア回線のまま、大量の通信を交わすと月額料金が高くなったり、通信制限のペナルティを受けます。公衆無線LANは都会を筆頭に、最近は郊外のショッピングモールや地方の観光地にも設置が進んできました。
スマートフォンや携帯型ゲーム等、Wi-Fiの機能を持つ製品なら基本的に何でも回線に接続可能です。一方で公衆無線LANには気になる点があります。セキュリティ面がやや脆弱であり、重要な作業には残念ながら向いていません。セキュリティ対策が不十分な回線で、クレジットカード番号の入力をしたり、オンラインバンキングのログインをしたりネットショッピングをする事は危険です。
そういった大事な作業を、ネット経由でする際はlanケーブルが向いています。lanケーブルはセキュリティ力に優れており、外部の第三者が傍受したり、個人情報を盗む事は原理的に出来ません。カジュアルな作業は公衆無線LANでもOK、SNSを見たり、動画サイトを満喫したり、Eメールを送受信する位なら街のWi-Fi回線でも問題はないでしょう。
一方で他人に見られたくない個人情報を入れる際、また仕事に関する重要な連絡を交わす時はlanケーブルを使ったデスクトップパソコンでした方が得策です。一度漏れた個人情報や機密情報は回収する事が出来ませんので、事前の備えが肝心です。