配線ダクトの固定は確実に行う必要性はあります

ケーブルをまとめて収納する配線ダクトや、照明器具用のタイプでも、固定する場所は主に壁と天井に分けることができます。

どちらか都合の良い場所を選択することになり、環境次第では壁と天井の両方に設置することもあり得ます。資材により重量が大きく変わり、プラスチック製で細めのタイプは軽量ですが、金属製のタイプは重量があります。荷重には十分に配慮した配線ダクトの固定は欠かせませんが、一般的には釘ではなくネジを用いて固定する方法が行われています。壁や天井に直にネジ打ちできれば問題はありませんが、壁や天井の素材が薄い場合は脱落してしまう可能性は高まります。

この不具合を解消するには、壁の内部に設置されている木材部分を探すことが必要です。壁の内部の木材の位置が分からないという場合は、下地センサーを購入すると非常に便利です。下地センサーは2、000円程度で販売しているものがあり、壁に当てながら木材があれば光で反応するので、簡単に木材部分を特定できる優れものです。他の方法で配線ダクトを確実に固定する方法もあります。

アンカーネジを用いる方法があり、このタイプは薄い壁や天井でも中空の状態でも落下してしまうことを防げます。厚みを知ることは重要ですが、アンカーネジは壁や天井に用いた場合、空洞部分でアンカーが開く構造になるので特別な工事を必要とせずに楽に設置できます。問題は照明器具用の配線ダクトの固定です。照明器具を合わせるとかなりの重量になることが多く、特に天井に取り付ける際には、落下防止は欠かせません。危険が生じる可能性も十分にあるので、もしもDIYでは無理と判断できた際には、専門会社に取り付けを依頼することで安全を保てます。

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