結束バンドのタイプ別使い方

以前までは電気設備工事や、建設現場など主に工業用資材として使用されてきた結束バンド。

一度取り付けると外れないという特性が便利ということで、今では一般家庭でも用いられるようになり100円ショップでも購入することが出来ます。従来品だとポリ塩化ビニール製で、内側にトラッキングと呼ばれる凹凸が付いた商品が一般的でしたが、幅広い分野で使用されるようになってからは様々なタイプのものが開発されています。現在販売されている結束バンドは、何度でも利用できるマジックテープ式・特殊ナイロンが組み込まれた耐候式・ボルトで固定をおこなうものなどがあります。

マジックテープタイプは主にパソコンやlanケーブルをまとめるのに使われており、何度でも取り付けがおこなえます。業務用のピッキング資材でしたが、ケーブルを綺麗にまとめてけるというのが便利で市販されるようにもなりました。特殊ナイロンが使われている結束バンドは、屋外や沿岸部といった劣化しやすい環境下で使うのに向いている製品です。標識の固定や電線の結束など幅広い用途で用いられています。

ボルトで固定するタイプは、太陽光パネルの固定に用いる専用結束バンドです。太陽光パネルの重量に耐えつつ、メンテナンス時には容易に取り外せるように工夫された設計で2000年頃に開発されました。一度取り付けると外せないというのが特徴だった結束バンドも、今や取り外しが可能なタイプも登場しています。しかし、束ねるという目的は今も昔も変わらずアイデア次第で様々な使い方が出来る便利bなアイテムといえます。

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