lanケーブルにおけるストレートケーブルの利用方法

lanケーブルには、ストレートケーブルとクロスケーブルの2種類があります。

ストレートケーブルは、パソコンとHUBを接続したりルーターと接続する際に使用します。コネクターの内部を見ると緑色が同じ順番で並んでいるのが特徴です。同じピン同士を接続しているため、コネクタの部分をみれば同じ色の線が同じ順番で並んでいます。一方、クロスケーブルは、パソコンとパソコンを機器を使用しないで接続するのに用います。

このため単純に2台のパソコンをケーブルで接続してデータ通信をする場合にはクロスケーブルを使用します。クロスケーブルは、コネクタ同士の交差するピンを接続するので、コネクタをみると同じ色の線の順番が異なって並んでいるのです。一般的なlanケーブルであれば、外観が似ていますがストレートケーブルとクロスケーブルは見分けがつきます。

2000年以降は通信相手のボードやlanケーブルの種類を自動判別して通信を可能にする機能が開発されたのでlanケーブルは、ストレートでもクロスのケーブルを接続しても自動仕分けでケーブルの種類を認識するようになっています。このため、lanケーブルがストレートケーブルかクロスケーブルかをあまり気にせず接続するようになっています。

通信相手のボードやケーブルの種類を自動で判別する機能のことを、「オートMDI/MDI-X」機能と言い最近の機器は、自動的に接続するようになっているので区別はあまり関係がなくなっているのです。

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