16m以上のlanケーブルを使用する際の注意点

テレビやDVDレコーダーなど、今やパソコン以外でもインターネット接続が可能になっているネットワーク機器が登場しています。

パソコンであれば、無線LANアダプタを内蔵していたり子機を設置すればlanケーブルを用いなくてもワイヤレスでインターネットに繋ぐことが可能です。終端装置であるモデムのすぐ近くにテレビなどのネットワーク機器があれば、短いlanケーブルでも事足りますが、離れた部屋に機器を置いていると長いケーブルを必然的に用いることになります。

lanケーブルは外皮はポリ塩化ビニールで覆われていますが、中はグラスファイバーになっており光の乱反射で通信信号を送っているケーブルです。家電量販店でフラット型など多種多様な製品が販売されていますが、主に1mから15mまでの製品しか取り扱われていないのが特徴です。その理由は、16m以上になると光の乱反射能力が大幅に低下をして通信障害が現れるからです。

16m以上のlanケーブルが必要になった際は、「延長ハブ」と呼ばれる機器をケーブルの間に設置するのが理想です。「延長ハブ」とは15mまでのケーブル1本と、1m以上のケーブルを繋ぎ合わられる機器で増幅ブースターも内蔵されています。

この増幅ブースターを介せば、通信速度の低下を防げて契約されているままの高速通信でインターネットを楽しむ事が出来ます。なおケーブルが長くなると家具の下敷きになったり、足に引っかかってしまう恐れもあるので配線ダクトに収納しておくことも望ましいです。

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